整骨院の先生のお給料は？ ズバリお答えします！！

こんにちは！金木先生です(^^♪
今日も皆様の疑問にお答えしていきますね！

普段整骨院で働いていると友人や後輩から「お給料ってどれくらい貰ってるんですか？」と質問を受けることがあります。

技術職で国家資格持ちのお給料って気になりますよね？
あまり知られていないお給料の話をズバリお答えしていきます。

今日のテーマはこんな人におすすめ

• 将来、整骨院の先生になりたいと思っていてどれくらいお給料を貰えるか知りたい！
• 流行っている整骨院の院長はどれくらい貰っているのか知りたい！

整骨院の種類

整骨院のお給料を説明する前に整骨院の種類について説明していきますね！

整骨院は元となる会社が複数店舗を出店している整骨院と個人が経営している整骨院があります。
今回の記事では会社が経営している整骨院を「グループ整骨院」個人で経営している整骨院は「個人整骨院」と呼ばれています。

なぜ整骨院を２種類挙げたかというと正直な所、お給料が全然違うんです。

どういった経営をしているのかによって変わってくるんですね。
※今日のお給料は総支給で解説していきます。

整骨院の１年目のお給料

前置きを先に話したところでここからは気になるお給料面について解説していきますね！
整骨院１年目のお給料は『20±1万円』が平均です。
この金額は経験なしの柔道整復師の資格を持っている人になります。
鍼灸の資格やあんま・マッサージ指圧師などの他の免許を持っている場合はそこから＋1万円ずつされることが多いです。

1年目のお給料は「グループ整骨院」「個人整骨院」のどちらもあまり変わりません。

グループ整骨院の場合はここから手当てがつきますが1年目でもらえる人は少ないです。

専門学校を卒業して21歳、大学を卒業して22歳の月収としてはなかなか貰えているほうではないでしょうか？

私は柔道整復師と鍼灸師の資格を持っていたので初任給は22万円でした。
この頃は周りにドヤ顔していた記憶があります笑

2年目~5年目のお給料

ここからは人によっても変わっていきますし「グループ整骨院」と「個人整骨院」で差が出てきます。

2年目~5年目のお給料は『22~28万円』です。

結構差がありますよね？
この差は手当や役職の差になります。

個人の整骨院では5年働いていても大きく給料が上がることはありません。
手当や役職が無い院の方が多いからです。

「グループ整骨院」では2年目以降から手当てが付いたり役職に就くことが多くなっていきます。

手当てって何？って思われる方もいらっしゃいますよね？
ここでいう手当てとは売り上げをどれくらい出しているのかによって変わっていきます。

「グループ整骨院」で働くと言う事は会社員になるということです。
会社の営業の人ってノルマがありますよね？
整骨院でノルマではないですが目標売り上げが個人個人に設定されている会社が多いです。

その目標売り上げを達成することでお給料が上がっていく訳です！
先輩や上司からは
『売り上げの高い治療師＝患者さんからの評価が高い治療師』と教わりました。

私の勤めていた整骨院は指名制だった為、患者さんからの評価がしっかり数字に出ていたので時間があれば自分の予約を確認してた記憶があります。

この売り上げによって院長候補に名前が挙がったり、副院長になれるのかが決まるので2~5年目はお給料の差がしっかり出てくる時期になります。

2~5年目で差が出る理由

• 個人整骨院では手当てや役職が無いためお給料が上がりにくい
• グループ整骨院では役職や手当てが売り上げによって変わり患者さんからの評価が高い治療師はお給料も上がる

院長のお給料

ここからは一番気になる院長のお給料について解説していきますね！
気になる院長のお給料は『30~50万円』です。
これは「グループ整骨院」の院長のお給料です。

30万円だと思ったより低いと思いますし50万円だと想像通りという感じですかね。
差が20万円あるというのは会社によって違うからです。

とても流行っていて経営も順調な会社は多くもらえます。
逆に経営が上手くいっていない会社だと貰える金額も少ないです。

私が働いていた会社は院長のお給料が32万円でした。管理職なので残業代もあってないようなものでしたしね。

割に合わないと感じ自分でやろうと決心しました笑

実は「グループ整骨院」では更に上の役職もあるんです。『マネージャー職』というものですね。

院をエリアに分けてエリアごとにマネージャーが付いて管理していきます。
実際に患者さんを治療しながらエリアの管理もするという場合や治療はせず院の管理だけをする場合もあります。
マネージャークラスになってくると『40~80万円』のお給料がもらえます。

同じマネージャー業でもこれだけの差が出てくるといかに入るところが重要かが分かりますよね。

上の役職に行けば行くほど求められるものも多くなってきますしノルマも発生してきますがその分、お給料も高くなってきます。

「ノルマも役職も関係ない！！自分は個人でする！」
という人もいるでしょう。
私自身、そう思って自分で整骨院をやり始めました。

実際に自分で店を持ってどれくらいお給料がもらえるのかは次の記事で解説していきますね。

ポイント

• 会社の経営状況によってお給料が違う
• 院長の上に役職がありエリアごとの管理を行う

まとめ

今日は気になる整骨院の先生のお給料事情を解説していきました！

院長やマネージャーになることが出来ればお給料を高く貰うことが出来ます。
しかし、院長やマネージャーにはなれる人数が決まっています。

その席をつかみ取るには患者さん、会社からの評価を上げていく必要があります。
周りとの競争にも勝たなければいけません。

なかなかハードな競争ですがそこを勝ち取ることが出来れば良いお給料を貰うことが出来ます。
自分で経営していくのは夢がありますが今は整骨院が増えてきているので厳しいのが現状です。

どの職業でもそうですが高いお給料を貰えると言う事はそれだけ頑張らなければならないという事ですね。

今後も整骨院の知らない情報や疑問についてお伝えしていきますね。